究極の秘湯を探れ~香草温泉~ [いい湯だな~]
やっと好天に恵まれた休日に草津白根山の山中にひっそり湧いていると言う究極の秘湯を探索してきました。
伊勢崎から車で約2時間。草津国際スキー場に到着
ここからは徒歩で白根山方面の登山口に向かいます。途中の橋から見た川はとんでもない色をしています。
登山道入り口に到着
目的地まで前半はこの登山道を行きます。途中にアリノトワタリと言う難所があるようですね
こんな場所でしょうか?
しばらくは車でも走れそうな広い道を行きます。
これがアリノトワタリです。ガクッ!!
遠くに常布の滝が見えてきました。最初の目的地はこの滝の直下にあると言われる温泉なのですが・・・
滝に至る道は崖崩れのため立入禁止となっていました。さっさとあきらめて次の目的地に向かいます。
登山開始から約1時間できれいな沢に到着します。
ここからは登山道を離れてこの沢を遡上します。道はなく、いわゆる沢登りとなります。
実はこの沢、見た身に反して「毒水沢」と呼ばれます。その理由は沢水をなめてみると分かりますが、なんと酸っぱい味がするのです。「こんなの初めて~!!」
沢の中を登っていきます。
しばらく行くと小さな滝が連続して現れますがいずれも簡単にクリアできます。しかし30分ぐらい登ったところでラスボス登場! 登るのはインポッシブルに見えますが・・・
滝の右側に縄梯子が見えます。この崖を登るしかないようです。
登攀の途中から
登りきった後も滝が連続していますが・・・
この辺りが源泉地帯のようです。登山開始から1時間40分。「香草温泉」と呼ばれている究極の秘湯に到着です。
沢の周辺のいたるところから温泉が湧き出ています。
この滝まで登ってみましたが即入浴できそうな湯船はありません。
そこで一番入りやすそうな湯だまりを持参したスコップで工事して湯船を造成。フルチンで頑張りましたよ。
快適な温泉が完成
お待たせしました~。HALのセクシーショットです!!
お気に召さない方は、お好みの人物に脳内変換してお楽しみください。
温度はかなり高めです。
上や横から流れ込む源泉はこの温度。沢の水(若干冷たい)を適度引き入れて調整してます。
お湯は強烈な硫黄臭がし、味はレモンのような酸っぱさ。草津の湯も相当きつい酸性泉ですがこの温泉はさらに飛びぬけています。調べてみたら香草温泉は日本で1~2を争う強酸性泉とのことで草津温泉と成分比はよく似ているものの、濃度がそれよりも数段濃いとのこと。この辺りの温泉は標高が下がるにつれ地下水の影響のためか成分が薄くなる傾向があるそうです。つまり、香草温泉は酒に例えれば草津の原酒と言えます。
熱くなったら横の滝で水に打たれて体を冷やします。
気持ち良さそうですがこの水も酸性のため目に入るとヒリヒリします。
結局この日はHALのほかには誰も来ませんでした。
下山後は万座温泉まで車で足をのばしました。ここも結構濃い硫黄泉ですが香草温泉の後ではマイルドに感じます。
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tochiさん、ジュンパパさん、トータンさん、HIDEand爺さん、モボさん、YUTAじいさん、nice!をありがとうございます!!!!!!
by HAL (2015-09-20 08:27)
おはようございます。
クマなど他の動物が出てきそうですね。
ゆっくり温泉で休養出来たようですね。
by とらさん (2015-09-27 10:53)
とらさんさん、おはようございます。ゆっくりは出来たのですが帰りも2時間弱の山歩きがあるので汗だくになってしまいます。熊よけの鈴は必携です。
by HAL (2015-09-28 12:27)
今更ながら拝見しました♪
今度ここに行こうと思ってるので大変参考になります!
by Juza. (2018-04-07 12:56)