八ヶ岳の最高峰をおとせ～赤岳登頂～

　今年のお盆休みに家族は開通したての北陸新幹線（!）に乗って富山に帰省。HALも行く予定でしたが事情ができて単独で横浜の実家に行くことに・・・。1日余裕があったのでちょっと遠まわりをして八ヶ岳の赤岳に登頂してきました。登山口の美濃戸に早朝到着。駐車場はほぼ満車状態です。

身支度を整えて、8：20に出発。北沢コースを選択。しばらくは北八つを思わせる原生林の中の林道を行きます。途中の「山の神」と呼ばれる湧水


9：45　赤岳鉱泉に到着。眼前に八ヶ岳の主稜線が広がります。ここからは行者小屋を目指します。


途中の中山乗越から見た「大同心」と呼ばれる岩峰。ガスがかかって水墨画のような荘厳さ


10：25　行者小屋に到着。ここからいよいよ赤岳主稜に取り付きます。


急峻な地蔵尾根をたどって稜線に。赤岳天望荘ごしに赤岳山頂。


地蔵尾根を振り返って。眼下にたどってきた行者小屋、奥に赤岳鉱泉が望めます。


そして12：15　赤岳頂上山荘に到着。


本当の山頂はもう少し先のここです。標高2899.2ｍ、言わずと知れた八ヶ岳最高地点。



山頂からの眺めを動画でどうぞ

山頂小屋がとんでもない所に建っていることがよくわかります。

今日は山頂小屋でお世話になります。


大部屋。本日の予約客の中で一番乗りでした。大混雑を覚悟していましたが今日（8/11）はそれほどでもありませんでした。でも昨日と明日からは混雑とのこと。

混雑時は一つの布団に2～3名で寝るとの情報もありましたがこの日の入りは5割ぐらい。

一番奥の布団を確保。窓からは赤岳山頂が・・・。本日赤岳山頂から一番近くで寝る男となります。


寝床を確保したので昼御飯にします。山頂で食べる予定でしたが天気がいまいちなので自炊席で頂くことに。メニューはマーボラーメン

この後は山頂で景色を眺めたり、談話室で漫画を読んだりしてのんびり過ごしました。

そして17：00に夕食。山小屋なので時間が早いです。何しろ消灯は20：00


一瞬雲の切れ目から麓が見えました。


夜は雷雲に包まれて期待していた星空や麓の夜景も見ることはできませんでした。そうなるともう寝るしかありません。


翌朝。雲が多めですが切れ目も・・・。ご来光はどうでしょ～??


山頂からはきのうはお隠れになっていた富士山も


ご来光の瞬間は残念ながら雲にさえぎられてしまいましたが雲の隙間から一瞬陽が射しました。


5：15　朝食。最高の景色ですが体調不良（吐き気）でほとんど食せませんでした。まさか、高山病??


今日は下山後昼には横浜の実家へ行く予定です。6：00に小屋を発ち文三郎尾根を下って行者小屋を目指します。朝食をほとんど食べていないのでパワーが出ません。


階段はマムート仕様


行者小屋からは南沢コースを下って登山口の美濃戸へ戻ってきましたがもうフラフラ状態で目標タイムを大幅にオーバー。

車は道まであふれていました。今日からが混雑のピークのようです。さて、横浜へ向かいましょう。

　この赤岳は20代の頃、両親と一緒に白駒池から3泊4日で縦走した思い出の山で、登頂はその時以来となります。

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コメント 1

モボさん、ジュンパパさん、YUTAじいさん、Ujiki.oOさん、HIDEand爺
さん、トータンさん、nice!をありがとうございます!!!!!!
by HAL (2015-08-29 19:52)