お宝発見!!～チャツボミゴケ公園～

　尻焼温泉を後にして、観光案内で紹介されていたチャツボミゴケ公園に行くことに。鉱山跡にコケが生えているとのことです。それを聞くだけでは一般の方は興味をそそらないと思われますが、別名がすごくて、その名も「穴地獄」。ＨＡＬはと言えば、鉱山跡と聞いて或る期待を胸に現場に向かいます。その受付はまるでキャンプ場のよう・・・ここで料金を支払ってからさらに車で現地に向かいます。

期待していたトロッコの跡がないか聞いてみたら、遊歩道の上部にレールがあるとのこと。やったー!!

実は前日にTVでここが紹介されたそうで、いつもより客が多いと言っていました。ここは戦時中に開発された「群馬鉄山」と呼ばれた鉱山でしたが質の悪い鉄しか採れなかったようです。


そしてこれが穴地獄だ～!!

　六合地区元山には鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年（1966年）まで露天掘りによる採鉱が行われました。その露天掘りの窪み（俗称「穴地獄」）に自生しているのが「チャツボミゴケ」です。チャツボミゴケは酸性の水の流れる所に生育します。窪みの側壁からは鉱泉も湧き出ています。このように、広範に自生しているのは全国でも珍しく、本州では中之条町のチャツボミゴケ公園だけです。（以上中之条町観光協会公式サイトより引用）とのことです。

付近は硫黄のにおいが充満し、白濁した水があちらこちらから湧き出しています。水温はぬるくて30℃ぐらいですが暖めればいいお湯になりそうです。しかし温泉としては使用されていないようでただただ谷間を流れ下っています。

さてお目当ての「お宝」ですが遊歩道を2～3往復してやっと見つけました。ここに写っていますがわかります？2本あるよ


動画で発見時の感動をどうぞ


うん、まちがいない。でもこれを「お宝」とする感覚は一般的ではないことはわかっております。

他の遺構も探しましたが残念ながら見当たりませんでした。

　受付で見せていただいた資料によると、ここ「群馬鉄山」でとれた鉄鉱石は索道（空中ケーブル）で麓の今は亡き「太子（おおし）駅」まで運搬されていたとのことで、そこには巨大な遺構が残っているらしい。次の行先は決まりました。（つづく）

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コメント 1

tochiさん、ジュンパパさん、トータンさん、モボさん、Ujiki.oOさん、T_sagaさん、nice!をありがとうございます!!!!!!
by HAL (2015-08-18 21:28)