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街灯点灯! 2 [下総1期工事]

今回は街灯点灯工作の過程を紹介します。
まず、既製品の街灯のヘッド部の改造です。ガラスのカバーの部分(この製品では
一体成型となっています)をカッターで切り取った後、ドリルで貫通させないよう
気をつけてえぐります。
IMGP4056.jpg

 

次に支柱の付け根の部分から切り離してヘッドだけにします。
その切り口に0.8mmの穴を開けて先にえぐったくぼみまで貫通させます。この後くぼみの部分は
シルバーで塗装しておきます。
IMGP4055.jpg

光ファイバーは熱を利用して曲げておきます。自分はハンダごてを使用しましたが熱が
高すぎて何度も失敗しました。電源をつけてすぐか、逆に切った後の余熱で適温に
調整しましたが加減が難しかったです。もっとうまい方法があるとは思いますが・・・
(写真は取り忘れました、というよりハンダごてを使用しながらの撮影は無理・・・)

下方を照らすように先端を斜めにカットし先ほどのヘッドの切り口の穴に差し込みます。
そして透明タイプのエポキシ系接着剤をヘッドの穴の中に盛り上がるようにつけて接着と同時に
ガラスのケースを表現します。根元にLEDの光をかざすとご覧のとおりしっかり光ります。
IMGP4058.jpg

根元に1.2mm径の真鍮パイプを差し込んで強度を高めると同時に支柱の2段の形状を
表現します。(真鍮パイプはこの写真には写っていませんが)
塗装して完成です。カバーの部分が実物どおり透明になったので、むしろ元の既製品より
実感が高まっています。
IMGP4065.jpg

点灯!!
IMGP4066.jpg

レイアウトのベースに穴を開けて貫通させます。やわな構造物が多いのでけっこう
大変でした。街灯をベース裏面から少しおしりが見えるぐらいの位置まで差し込み
接着します。その位置に光が当たるよう強力両面テープでLEDを固定します。
IMGP4068.jpg

その上からアルミテープを貼り付けて遮光します。施工が終わった裏面はこんな感じです。
使い切れないLEDが光っています。街灯の増設や住居の蛍光灯の明かりの表現にも
使えるかなと思っています。
IMGP4069.jpg


再び、街灯が点灯した下総鉄道の情景です。

[カメラ]夕暮れ時の曽谷駅
IMGP4071.jpg
電球色の室内灯(麦球使用)と蛍光灯色の街灯の対比が実感を高めますね。
電話ボックスもわずかに光っていますがわかりますか?中に同じ方法で光ファイバーを
仕込みましたがいまいち暗くて目立ちません。

[カメラ]夜の駅前俯瞰
IMGP4076.jpg
うーん最高・・・。でも当鉄道の車両は室内灯もライトも点灯不可。そちらのほうの
改造はまったく未知の世界。

ところでやっとコントローラーが届きました。思っていたより大きくてりっぱな物でした。
これで制御部の工事がやっと出来ます。

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トータン

技術的に出来るかどうかは別として 工法テクニックとても参考になります この様な作業をこなすというのはかなり大変と思います それをこの様にさらさらとやってしまうところ敬服いたします 私ももう少し腕を磨いたら是非とも挑戦してみたいです その時のためにこれを頭の中に叩き込んでおきます
by トータン (2008-03-09 08:03) 

HAL

トータンさんコメントをありがとうございます。トータンさんのレイアウト作成記は下総鉄道では起こりようも無い問題が発生して、またそれを克服していく過程が新鮮でもとても楽しみにしております。
by HAL (2008-03-09 20:32) 

HAL

eyesmanさん連続のnice!をありがとうございます。
by HAL (2008-03-09 20:32) 

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