足尾銅山を探る～足尾製錬所～

　通洞抗を後にして本山抗エリアに向かいます。途中で立ち寄ったわたらせ渓谷鉄道「足尾駅」。昭和の香りが色濃い駅です。


構内には懐かしい気動車キハ30とキハ35がたたずんでいました。


このくたびれ具合がたまりません


さらに現在の終点「間藤駅」へ。途中で気動車とすれ違います。


終点の間藤駅。ここで唐突に線路が途切れます。


この先は足尾製錬所まで線路が続いていましたが現在は廃線となっています。線路がない踏切


踏みきりわきの切り通しには線路が残っていました。


反対側にも


そして足尾製錬所。以前はもっとたくさんの建物が威容（異様？）を誇っていたようですが現在これだけしか残っていません。


往時は併用軌道となっていたらしい鉄橋


大煙突だけは健在。周りが荒涼としているだけにすさまじい存在感です。大正8年築で高さは48ｍとのこと


そして松木エリアへ。ゲートがありますが徒歩や自転車なら通行OKとのこと（と聞きました）。

この付近は荒涼とした禿山が広がっています。かつて村もあったのですが鉱毒のため廃村となったことは歴史で学んだ通りです。ここからは自転車でGO

木がないと言うだけで異国のようです。まるでチベットまたは緑化前のジオラマ・・・

この奥にあるはずの和製グランドキャニオン「松木渓谷」を目指したのですが道を間違えたようでわきの沢に上り詰めたところで落石多数で進退きわまってしまいました。今回はここで断念。

戻ってきました


動画もどうぞ


足尾製錬所まで戻り、そこから山道を通って足尾温泉「かじか荘」へ。開放的な露天風呂で汗を流します。


足尾の街へ戻る途中の小滝エリアにも遺構が点在しています。比較的早くに閉山になったエリアなので鉄橋以外の建物類はほとんど残っておらず斜面に基礎を残すのみです。


線路発見






足尾中心部に戻ってきました。味のあるレンガ造りの建物・・・

今回はここまで。次の週に再び訪問しましたがそのレポはまた今度。

お土産

安かったので（確か150円ぐらい）購入しましたが足尾産の一文銭ではありませんでした。足尾の一文銭は裏面に「足」の文字が刻まれています。

その他の鉱石

すべて外国産。

つづく

ブログ村に参加しています。記事がお気に召したらクリックをよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→

コメント 3

いい季節に行かれた感じですね
自転車で松木沢に行かれるなんて凄いです
私達はゲートを開閉するリモコンを借りて一番奥で植樹をしています
by tochi (2014-06-28 06:31) 

tochiさん、おはようございます。訪ねたのは5月初めでまだ桜が咲いていました。ここで植樹されていたとは奇遇ですね。
by HAL (2014-06-28 23:44) 

oomoriさん、Ainetosさん、ジュンパパさん、あるまーきさん、モボさん、nice!をありがとうございます!!!!!
by HAL (2014-06-28 23:47)