立山砂防体験学習会②~カルデラ内部へ~ [鉄ネタ帳]
見学会の続きです。
お次の見学ポイント。ここも車窓からの見学です。活断層が露出している珍しい場所とのこと。説明も受けましたがどこが断層だかよくわかりませんでした。
しかし、それよりもHALが目を奪われたのは対岸の景色。右下の建物が見える場所は立山砂防工事専用軌道の終着点「水谷平」ではないですか~!!
しかし、そこに着くまでにはまだもう少し時間がかかります。
お次の見学ポイント、「六九谷展望台」。立山カルデラが一望できます。この季節にカルデラ全体が見渡せるのは非常に珍しいことだそうです。参加者の皆さんの日頃の行いが良い証拠ですね。
次のポイントは・・・
立山温泉跡地です。ここでは安政の災害で30余名が生き埋めになった惨事があったそうで、これはその犠牲者を弔うために建てられた供養塔です。
温泉跡を見る前に寄り道
迫力のつり橋を渡って
熊にかじられた看板。先日の見学会では子熊に遭遇して慌てて引き返したそうです。
泥鰌池。山腹にかすかに見える水平な線はトロッコの跡とのこと。水谷平からさらに奥に向かう営林署管轄の軌道だったそうです。ぜひ軌道跡を見てみたいものですが自由行動は厳禁
橋を戻って温泉跡へ。浴場跡には浴槽が残っています。
金庫。全盛期にはお金が入りきらなかったそうです。しかし、その繁栄もアルペンルートが開通するまで。客が来なくなったところに昭和44年の大雨で登山道が流されてとどめを刺され、昭和48年についに閉鎖。建物はその後焼却処分されたとのこと。
そして見学会のメイン見学ポイント、「白岩砂防堰堤」。立山カルデラの出口に築かれた高さ108mの超巨大砂防ダムです。
上流側
下流側
しかし、ここがメインと言うのはあくまで主催者側の視点。HALのメインはお次の工事用軌道であることは言うまでもありません。
ここでバスとはお別れです。運転手さんは何となくホンジャマカの石塚さん似。安全運転ありがとうございました!!
天涯の湯 残念ながら作業員さん専用
誰もいなかったのでその内部をパチリ。ロケーションが最高の露天風呂ですね~入りたい!!
見学者は足湯で我慢。結構熱いです。
ここから徒歩で水谷平へ。橋には軌道跡。気分が盛り上がります。
このトンネル(小さいほう)を抜けるといよいよ水谷平。大きい方は岩盤保全対策のためのトンネル。
ここで立山カルデラとはお別れです。
トンネルへ
謎の分岐
そして・・・
ついに水谷平へ!!
ここは約30年ぶり。実はHALは学生のころ、一度来たことがあります。その時の記録はこちらをご覧ください。
線路配置や建造物はだいぶ変わったようですが、雰囲気は残っています。
次回 いよいよトロッコ乗車!!乞うご期待
middrinnさん、モボさん、soramoyouさん、トータンさん、hiro3さん、nice!をありがとうございます!!!!!
by HAL (2018-08-01 21:16)